naoya aoki
オリジナルメソッド
■ポイントワークとは
骨格に合わせた身体のポイントを意識することで、他者や空間に結びついた表現を構築するためのメソッド。極めて実践的な身体メソッドであると同時に、人と人とのコミュニケーションが言葉だけでなく、身体全体をもって行われているということに注目した、広義でのコミュニケーションのメソッドでもある。


■概要
このメソッドでは、ひじやひざ、骨盤など、ピンポイントに体の部位を示す40個の点をおく。
”点”は主に骨格の上(骨と皮膚が比較的近くにある部位)に配置している。

①40ポイントの位置を見て触って知ることで、自分の身体を立体的に計測する。また地球上である限り見逃すことのできない「重力」との関係を知り、「位置」だけでなく「方向」や「傾き」を認識する。

②点は1つで点、2つをつなげると線となり、3つ以上をつなぐと面となる。意識の上で、他者と40個の点(point)を共有することができれば、その点が作り出す線(line)や面(Figure)も共有できると考える。

③点は体の中にあるものだが、線になる事により体外の空間へと伸びることができる。意識上において線を共有する他者・空間とは直接触れ合わなくても関係する事ができる。